こんにちは。
弊社ホームページをご覧頂きまして、誠に有難うございます。
私は弊社代表の尼岡秀夫と申します。

私は今から約 30 年以上前に不動産、及び建設業界に入りました。
私がこの業界 に入る前、まだ大学生頃は世の中はバブルの波が押し寄せており、学生だった 私でさえそれまで感じた事のない華やいだ社会を体験したものです。

私は 16 歳の時父親を亡くし、その後は母親が以前から経営していた飲食店を切 り盛りしながら大学まで行かせてくれました。

しかしその頃、母親のお店の常 連客だった不動産業者に騙されて、私の生まれ育った実家を手放すといった事 件がありました。

その後、時代はバブル崩壊の道を一挙に転がり落ち続けましたが、当時はまだ インターネットなどは普及されておらず、専ら不動産情報といえば新聞の折り 込み広告でしたが、ある時、広告を見て私は愕然と致しました。

何故なら、私 の実家は土地だけでも約 120 坪ございましたが、上記にて申しましたが母親は 不動産業者に騙されて、実家を約 700 万円で手放しました。

その実家の目と鼻 の先で、実家の 3 分の 1、いや 4 分の 1 の不動産が約 3,800 万円から 4,000 万円 で販売されておりました。

私は生まれつき持ち家世帯で過ごしましたので実際 に不動産が幾らなのかと意識した事がございませんでした。
ゆえに広告を見て 母親が手放した金額との差について愕然とする一方、「果たして将来、私は不 動産を買う事が出来るのだろうか」と本気で考える様になりました。

そして絶 対に不動産を買ったやる」といった意識が強くなり、それならば「不動産・建 設業界に入り、仕事を通じて学ぼう」と考えましてこの業界に入りました。

私がこの業界に入ってからの約 30 年は「MESSAGE」にて申しましたが、バブル 崩壊以降の景気後退・デフレといった中で、いわば「負の業界の姿」が目につ く時代が大半を占めました。

ひとつ・またひとつ壊れては消えていく企業・人 間、そして社会の姿を数多く見て参りました。

しかしそんな中、また立ち上が り、真面目にコツコツと努力されておられる企業や人間の姿も見て参りまし た。

その様な時代の中で、私は長くこの業過で仕事をさせて頂いてきましたが、あ る時、私がこの業界に入った原点となった、いわゆる「母親が不動産業者に騙された事件」を思い出しました。

もしも母親に不動産売却する旨の事を相談出 来る「誰か」がいたら、少なからず「事件」を回避出来たのではないだろうか と考えました。

私自身、まだまだ若輩ではございますが、しかしながらこれま での経験や知識を「不動産・建設に関する事で迷っている・悩んでいる企業や 人のために仕事したい」と考えまして、2020 年 6 月に不動産・建設コンサルタ ント会社「S&L 都市開発」を設立・開業致しました・ 不動産・建設と申しましても、それぞれ多種多様な問題がございます。
「MESSGE」にて申しましたが、弊社はいわゆる「不動産屋」そして「建設(建築 屋)といった「枠」を超えて、クライアントの立場になり、客観的に、そしてよ り専門的にサポートさせて頂きます。

決して難しいお話は致しませんが、それ でも万一ご不明な事がございましたら、必ずご理解いただけるまできちんとご 説明させて頂きます。

「もう 2 度と母親の様な人をつくらないために」 弊社、S&L 都市開発に関わる全てのクライアントの皆様が「相談して良かっ た」と言って頂ける様に、日々努力し、真摯に務めさせて頂きたいと考えてお ります。

S&L 都市開発 代表 尼岡 秀夫